紙詰まりの原因と対処法|複合機でよくあるトラブルを防ぐ方法
このページでわかること
- 複合機で紙詰まりが起こる原因
- 自分でできる対処法
- 紙詰まりを減らすための予防策
「また紙詰まり?」が日常になっていた会社の話
「朝からまた止まってる」
ある会社では、複合機の紙詰まりが日常化していました。
印刷を始めるたびに誰かが複合機の前に集まり、紙を引き抜いては再起動する。
そんな光景が当たり前になっていたのです。
最初は「古いから仕方ない」と考えていました。
しかし実際には、原因は複数ありました。
- 湿気を含んだ紙
- 給紙トレイへの入れ方
- 内部ローラーの劣化
- 紙のサイズ設定ミス
つまり、複合機そのものだけでなく、使い方や環境にも問題があったのです。
紙詰まりは単なる小さなトラブルに見えますが、積み重なると大きな業務ロスになります。
紙詰まりはなぜ起こるのか
複合機は、内部で複数のローラーを使いながら紙を高速搬送しています。
そのため、以下のどこかに問題があると紙詰まりが発生します。
- 紙の状態
- ローラーの状態
- 搬送経路
特に業務用複合機は大量印刷を前提としているため、わずかなズレでもトラブルにつながります。
原因① 紙の湿気
最も多い原因の一つが、紙の湿気です。
コピー用紙は湿気を吸うと、反りやすくなります。
すると、ローラーが正常に紙を送れなくなり、途中で詰まりやすくなります。
特に梅雨や湿度の高い時期は、このトラブルが増えます。
原因② 用紙の入れ方が悪い
給紙トレイへのセット方法も重要です。
- 紙が斜めになっている
- 詰め込みすぎている
- ガイド幅が合っていない
こうした状態では、紙が正常に送られません。
一見些細なことですが、紙詰まりの原因として非常に多いです。
原因③ ローラーの劣化
複合機内部には、紙を搬送するためのローラーがあります。
このローラーが劣化すると、以下のような問題が発生します。
- 紙をうまく送れない
- ローラーが滑る
- 複数枚同時に送ってしまう
長年使っている複合機では、特に多い原因です。
原因④ 紙の品質
安価なコピー用紙を使っている場合も注意が必要です。
品質の低い紙には、以下のような特徴があります。
- 紙粉が多い
- 厚みが不均一
- 反りやすい
これによって内部で引っかかりやすくなります。
原因⑤ 異物の混入
意外と多いのが、異物による紙詰まりです。
- ホチキス針
- 破れた紙片
- ラベルの剥がれ
これらが内部に残ることで、紙の搬送を妨げます。
原因⑥ サイズ設定ミス
複合機側の設定と実際の用紙サイズが違う場合も、紙詰まりが発生しやすくなります。
- A4設定なのにB5用紙を使っている
- 厚紙設定をしていない
- 用紙トレイの設定が実際の紙と合っていない
こうしたミスによって、搬送速度や圧力が合わなくなります。
紙詰まりが起きたときの対処法
紙詰まりが起きた場合は、無理に引き抜かないことが重要です。
まずは複合機の画面表示を確認し、詰まっている場所を特定します。
基本的な流れは以下の通りです。
- 画面に表示された詰まり箇所を確認する
- 必要に応じて電源を切る
- カバーを開ける
- 紙をゆっくり取り除く
- 紙片が残っていないか確認する
無理に引っ張ると、内部部品を傷つけることがあります。
やってはいけない対処
焦って次のような行動をすると、逆に故障の原因になります。
- 力任せに紙を引き抜く
- 内部を工具で触る
- 紙片を残したまま使う
小さな紙片でも内部に残ると、再発の原因になります。
紙詰まりを防ぐ方法
紙詰まりは、日頃の管理でかなり減らせます。
用紙を湿気から守る
開封後の紙は、湿気を避けて保管します。
特に梅雨時期や湿度の高い場所では注意が必要です。
用紙を詰め込みすぎない
給紙トレイには適量を入れることが大切です。
上限を超えて用紙を入れると、紙送りが不安定になります。
定期的に清掃する
紙粉やホコリを取り除くことで、搬送不良を防げます。
劣化した部品を交換する
ローラーなどの消耗部品は定期交換が必要です。
紙詰まりが増えてきた場合は、部品劣化の可能性があります。
紙詰まりが増えたら寿命のサインかもしれない
以前より紙詰まりが増えた場合、複合機の寿命が近づいている可能性があります。
特に、以下のような状態なら注意が必要です。
- 修理回数が増えている
- 印刷品質も悪化している
- 使用年数が長い
こうした状態なら、機種の見直しも検討したほうがよい場合があります。
紙詰まりは「小さなストレス」では終わらない
紙詰まりは軽視されがちですが、実際には業務効率に大きく影響します。
- 作業が止まる
- 待ち時間が発生する
- 社員のストレスになる
こうした積み重ねが、生産性低下につながります。
まとめ
複合機の紙詰まりは、湿気、用紙のセット方法、ローラー劣化、紙の品質など、さまざまな原因で発生します。
重要なのは、単に紙を取り除くだけでなく、「なぜ起きたのか」を確認することです。
紙詰まりが頻発する場合は、使い方や保守状態、場合によっては複合機自体の見直しが必要になることもあります。
オフィス電話本舗 | 2026.04.12 23:36






