法人向け複合機の選び方
このページで分かること
- 法人向け複合機を選ぶ際のポイント
- 企業規模ごとの適切な複合機の選び方
- リースと購入の違い
- 複合機導入時に確認すべき機能
- 導入で失敗しないための注意点
法人向け複合機選びが重要な理由
複合機は単なる印刷機ではなく、企業の業務効率や生産性に大きく影響するオフィス機器です。
見積書や請求書、契約書、会議資料、営業資料など、多くの企業で日常的に利用されています。
そのため、自社に合わない複合機を導入すると、印刷コストの増加や業務効率の低下につながる可能性があります。
反対に、自社の業務内容や印刷量に合った複合機を導入できれば、コスト削減や業務効率化を実現できます。
法人向け複合機を選ぶ前に確認すべきこと
月間印刷枚数を把握する
複合機選びで最も重要なのが月間印刷枚数です。
印刷枚数によって適した機種が大きく変わります。
- 月間500枚未満:小規模オフィス向け
- 月間500~3,000枚:中小企業向け
- 月間3,000枚以上:中規模以上の企業向け
- 月間10,000枚以上:大量印刷向けモデル
現在の印刷量だけでなく、今後の事業拡大も考慮して選ぶことが重要です。
利用人数を確認する
同じ印刷枚数でも、利用人数によって必要な性能は異なります。
5人程度のオフィスと50人規模のオフィスでは、同じ複合機では対応しきれない場合があります。
利用人数が多い場合は、高速印刷や複数給紙トレイなどの機能が必要になります。
カラー印刷の割合を確認する
カラー印刷はモノクロ印刷よりもコストが高くなります。
営業資料や提案書を多く作成する企業では、カラー印刷の頻度も確認しておきましょう。
印刷枚数だけでなく、カラーとモノクロの比率も重要な判断材料になります。
法人向け複合機の選び方
印刷速度で選ぶ
印刷速度は業務効率に直結する重要なポイントです。
一般的に複合機は1分間あたりの印刷枚数(ppm)で性能を比較します。
| 印刷速度 | おすすめ企業規模 |
|---|---|
| 20~30枚/分 | 小規模オフィス |
| 30~45枚/分 | 中小企業 |
| 45枚/分以上 | 中規模以上の企業 |
印刷待ち時間を減らしたい場合は、余裕のある速度を選ぶことをおすすめします。
スキャン性能で選ぶ
近年はペーパーレス化が進み、スキャン機能の重要性が高まっています。
契約書や請求書を電子化することで、保管スペースや検索の手間を削減できます。
以下の機能は特に重要です。
- ADF(自動原稿送り装置)
- 両面同時スキャン
- OCR機能
- PDF変換機能
- メール送信機能
- クラウド連携
書類管理を効率化したい企業はスキャン性能を重視しましょう。
給紙容量で選ぶ
給紙トレイの容量も確認しておきたいポイントです。
給紙容量が少ないと頻繁に用紙補充が必要になります。
印刷量が多い企業では、生産性に大きな差が生まれます。
- 小規模オフィス:500枚程度
- 中小企業:1,000枚以上
- 大量印刷環境:2,000枚以上
ネットワーク機能で選ぶ
現在のオフィスでは複数のパソコンやスマートフォンから印刷するケースが一般的です。
ネットワーク機能が充実している複合機であれば、オフィス全体の利便性が向上します。
- Wi-Fi対応
- 有線LAN対応
- モバイル印刷
- クラウド印刷
- リモート印刷
テレワークやハイブリッドワークを導入している企業にも適しています。
法人向け複合機で重視したい機能
自動両面印刷
紙代を削減できるだけでなく、保管スペースの削減にもつながります。
会議資料や契約書を多く印刷する企業では必須ともいえる機能です。
セキュリティ機能
企業では個人情報や機密情報を扱うため、セキュリティ対策も重要です。
- ICカード認証
- パスワード印刷
- 印刷ログ管理
- データ暗号化
- HDDデータ消去
情報漏えいリスクを軽減したい企業は確認しておきましょう。
クラウド連携
Google DriveやDropbox、OneDriveなどと連携できる複合機が増えています。
スキャンした資料を自動保存できるため、情報共有やテレワークとの相性も良好です。
リースと購入はどちらが良い?
リースが向いている企業
多くの法人ではリース契約を利用しています。
- 初期費用を抑えたい
- 保守サポートを受けたい
- 資金を本業に使いたい
- 最新機種を導入したい
月額固定で利用できるため、予算管理もしやすくなります。
購入が向いている企業
長期間利用する予定があり、初期費用を用意できる企業は購入も選択肢になります。
- 印刷枚数が少ない
- 長期間利用する
- 資金に余裕がある
- 固定費を減らしたい
法人向け複合機導入で失敗するケース
本体価格だけで選ぶ
安い複合機を選んでも、トナー代や保守費用が高い場合があります。
導入時は総コストで比較することが重要です。
将来の成長を考慮していない
現在の利用状況だけで選ぶと、数年後に性能不足になることがあります。
従業員数や印刷量の増加も考慮して選びましょう。
サポート体制を確認していない
故障時の対応速度によって業務への影響は大きく変わります。
保守体制やサポートエリアも事前に確認しておくことが重要です。
よくある質問
法人向け複合機は何を基準に選べば良いですか?
月間印刷枚数、利用人数、カラー印刷の割合、スキャン機能、保守体制を基準に選ぶことをおすすめします。
中小企業におすすめの複合機はありますか?
月間印刷枚数が500〜3,000枚程度であれば、中小企業向けのA3カラー複合機が選ばれることが多くあります。
リースと購入はどちらが得ですか?
印刷量や利用期間によって異なります。
多くの法人では初期費用を抑えられるリース契約が利用されています。
複合機の耐用年数はどれくらいですか?
利用状況にもよりますが、一般的には5〜7年程度が目安です。
印刷枚数が多い場合は、より早いタイミングで入れ替えを検討することがあります。
まとめ
法人向け複合機を選ぶ際は、本体価格だけでなく業務内容や将来の事業成長も考慮することが重要です。
月間印刷枚数、利用人数、スキャン機能、セキュリティ機能、保守体制などを総合的に比較することで、自社に最適な複合機を選べます。
適切な複合機を導入することで、業務効率化やコスト削減、生産性向上につなげることができるでしょう。
オフィス電話本舗 | 2026.05.09 05:39






