カウンター料金の罠
カウンター料金の罠とは?複合機契約で後悔しないための注意点を解説
このページで分かること
- カウンター料金の仕組み
- 契約時によくある落とし穴
- カウンター料金で損するケース
- 適正な契約を見極める方法
- 総コストを抑えるポイント
カウンター料金は安ければ良いわけではない
複合機の見積もりを比較するとき、多くの企業がリース料金やカウンター料金を確認します。
しかし実際には、カウンター料金だけを見て契約すると後悔するケースが少なくありません。
「モノクロ1円」「カラー10円」など一見安く見える契約でも、別の部分で費用を回収していることがあります。
複合機はリース料金、保守内容、最低基本料金などを含めた総コストで比較することが重要です。
そもそもカウンター料金とは?
カウンター料金とは、印刷した枚数に応じて発生する費用です。
多くの業務用複合機では以下のような料金体系が採用されています。
| 印刷種別 | 一般的な相場 |
|---|---|
| モノクロ印刷 | 1〜3円/枚 |
| カラー印刷 | 10〜30円/枚 |
カウンター料金にはトナー代や保守費用が含まれていることが一般的です。
そのため印刷枚数が増えるほど毎月の請求額も増加します。
罠① カウンター料金は安いのにリース料が高い
営業資料でよくあるのが、カウンター料金だけを安く見せるケースです。
例えば以下のような比較です。
| 項目 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| リース料金 | 18,000円 | 10,000円 |
| モノクロ単価 | 1円 | 2円 |
| カラー単価 | 10円 | 15円 |
カウンター料金だけ見るとA社が安く見えます。
しかし印刷枚数が少ない企業なら、結果的にB社の方が安くなることがあります。
必ず月額総額で比較しましょう。
罠② 最低基本料金が設定されている
カウンター料金契約には最低基本料金が設定されている場合があります。
例えば最低基本料金が3,000円の場合、実際の印刷料金が1,000円でも3,000円請求されます。
特に印刷枚数が少ない企業は注意が必要です。
契約前に以下を確認しましょう。
- 最低基本料金の有無
- 最低請求金額
- 適用条件
罠③ カラー料金が想定以上に高い
営業資料や提案書を頻繁に印刷する企業ではカラー料金の影響が大きくなります。
例えば月500枚のカラー印刷を行う場合を比較してみます。
| カラー単価 | 月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 10円 | 5,000円 | 60,000円 |
| 20円 | 10,000円 | 120,000円 |
| 30円 | 15,000円 | 180,000円 |
単価が数円違うだけでも長期間では大きな差になります。
罠④ 契約後に印刷枚数が増える
契約時は月500枚程度だった企業でも、事業拡大によって月3,000枚以上印刷するケースがあります。
その結果、想定以上のカウンター料金が発生することがあります。
契約前には将来の利用状況も考慮することが重要です。
罠⑤ 「トナー無料」に騙される
複合機の営業では「トナー無料」という言葉が使われることがあります。
しかし多くの場合、その費用はカウンター料金に含まれています。
本当に無料というわけではありません。
トナー代、保守費用、修理費用を含めた契約全体で判断しましょう。
罠⑥ カウンター料金に含まれない費用がある
すべての保守内容がカウンター料金に含まれているとは限りません。
契約によっては以下が別料金になることがあります。
- 特殊部品交換
- 休日対応
- ネットワーク設定
- 移設作業
- 追加訪問対応
契約前に保守範囲を確認することが大切です。
罠⑦ 印刷枚数が少ない企業は損する場合がある
月間印刷枚数が極端に少ない企業では、カウンター契約自体が不向きな場合があります。
例えば月100枚程度しか印刷しない場合、最低基本料金の方が高くなるケースがあります。
その場合は以下も検討できます。
- キット契約
- 家庭用ビジネスプリンター
- A4複合機
- 購入モデル
利用状況に合わせた選択が重要です。
失敗しないためのチェックポイント
契約前には以下を必ず確認しましょう。
- モノクロ単価
- カラー単価
- 最低基本料金
- リース料金
- 保守範囲
- 契約期間
- 総支払額
- 想定印刷枚数
これらを比較することで失敗を防ぎやすくなります。
優良業者は総コストで説明する
信頼できる販売会社はカウンター料金だけで営業しません。
実際の印刷枚数をヒアリングしたうえで、以下を含めた総額を説明します。
- リース料金
- カウンター料金
- 保守料金
- 用紙代
- 電気代
総コストで提案してくれる会社ほど信頼しやすいといえるでしょう。
よくある質問
カウンター料金の相場はいくらですか?
一般的にはモノクロ1〜3円、カラー10〜30円程度です。
契約内容やメーカーによって異なります。
カウンター料金が安いほどお得ですか?
必ずしもそうではありません。
リース料金や最低基本料金も含めて比較する必要があります。
最低基本料金とは何ですか?
印刷枚数が少なくても最低限発生する料金です。
契約前に確認しておきましょう。
印刷枚数が少ない場合もカウンター契約が良いですか?
印刷枚数によっては購入やキット契約の方が安くなる場合があります。
利用状況に応じて選ぶことが大切です。
まとめ
カウンター料金の罠は、単価だけを見て契約してしまうことにあります。
実際にはリース料金や最低基本料金、保守内容まで含めた総コストで比較する必要があります。
また、現在の印刷枚数だけではなく将来の利用状況も考慮することが重要です。
契約前には複数社の見積もりを比較し、自社に最適なプランを選びましょう。
オフィス電話本舗 | 2026.05.24 06:08






