SOHO・個人事業主など小規模オフィスにおすすめの複合機!選ぶポイントとは?
SOHO・個人事業主といっても、業種によって様々!
一口にSOHO、個人事業主と言っても、本当に多種多様な業種があります。まずは複合機を選ぶ上で重要なポイントについてご紹介します。
①どのくらいの枚数を印刷するのか
業務の中でどの程度書類を印刷するかは、複合機選びの大事なポイントの一つです。
印刷枚数が少ない場合には、家電量販店で売っているインクジェットプリンターを購入したり、コンビニ印刷やデータ印刷・持ち込み印刷ができる印刷所を利用するという方法もあります。
大体、月間印刷枚数(月に印刷する枚数)が500枚以下であれば家電量販店で売っている複合機がおすすめです。
月に500枚と言えば、週休2日、大体月に22日勤務した場合、一日に23枚程度印刷する計算になります。
SOHOや個人事業主など小規模オフィスでも、従業員が複数いる場合や、お客様に渡す資料が複数枚ある場合などは500枚以上になる場合もあるかと思います。
その場合にはビジネス向けの複合機がおすすめです。
ビジネス向けの複合機は印刷スピードが早く、多く印刷することを考えられて作られているため耐久性も高くなっています。
また、業務の効率化のための機能なども充実しているため、複合機を利用する業務が多い場合にはビジネス向けの複合機を導入した方がコスパが良いです。
月間印刷枚数によって、ビジネス向けの中でもどんな機種を選ぶのかが変わってきます。詳しくは「複合機を選ぶ基準に?月間印刷枚数とは?」をご覧ください。
また、家電量販店で売っている複合機とビジネス向け複合機の違いについては「家電量販店で売っている複合機と、ビジネス向けの複合機はどう違う?」で詳しくご紹介していますので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
②どんなものを印刷するのか
A3やB4など大きな用紙を取り扱う場合にも、家電量販店に売っている複合機だと扱える機種がとても少ないため、ビジネス向けの複合機がおすすめとなります。
ビジネス向けの複合機の中でも、写真やデザイン等印刷所に近いクオリティで印刷をしたい場合や、ステッカーやPOPなど耐水性・耐光性がある印刷物を内製化したい場合などは、それぞれの分野が得意なメーカーがあるため、それに合わせた複合機の導入をおすすめします。
業務内容に合わせた複合機選びについて詳しく知りたい方は、お気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください。
③複合機を置くスペースはどこか
小規模オフィスでは、複合機を置くスペースをどこにするかがとても重要になってきます。
机上や棚の上ならどのサイズなのか、床に置く場合にはどのくらいのスペースがあるのかしっかり測り、購入したのに置けなかった、仕事をする際の動線がとても面倒になってしまったなどということがないようにしましょう。
また、最近では複合機でFAXを送受信したり、インターネットにつないで使用したりすることが多くなってきました。
大きなオフィスだと複合機の導入やオフィスのレイアウト決めの時に配線工事をすることもありますが、小規模オフィスだと工事は難しい場合もあるかと思います。
そのため、LANケーブルの配線や、FAXを複合機で送受信する場合には電話回線の場所等も考慮して複合機を置くスペースを決める必要があります。
④LANは有線にするのか、無線にするのか
複合機と各パソコンを連携して使用する場合に、複合機は有線LAN対応のものにするのか、それとも無線LAN対応にするのかも予め考えておけると良いでしょう。
③の複合機を置くスペースを考えるとも関係してきますが、無線LAN対応の方がオフィスは自由なレイアウトが可能、業務の際の動線などもスッキリする為、おすすめです。
タブレットやスマートフォンなどと連携して使いたい場合には、タブレットやスマートフォン連携機能のある複合機もある為、そういう機種を選ぶと良いでしょう。
⑤セキュリティ対策はどのようにするのか
複合機にセキュリティ対策が必要であるということにびっくりする方もいるかもしれませんが、複合機も大事な情報データを取り扱っているため、セキュリティ対策は必要です。
不正利用を防ぐためのユーザー認証や、内部データを守るためのデータの暗号化、インターネットに接続する場合にはウイルス対策や通信の暗号化などの対策があります。
UTMなど別の機器を使用してセキュリティ対策をするのか、それともセキュリティ対策のされている複合機を導入するのかも考えて複合機を選ぶことが大切です。
SOHO・個人事業主など小規模オフィスにおすすめの複合機!
卓上に置く場合
①Canon(キヤノン) iR-ADV C357F
給紙カセットの数が選べ、二段なら卓上に、三段や四段なら床に置く事が可能な、柔軟な設置ができる複合機です。
■本体大きさ(幅×奥×高/単位㎜)
519×658×638
■連続複写速度(C287の場合)
白黒 A4ヨコ:28枚/分
カラー A4ヨコ:28枚/分
■主な機能
- モバイル端末とモバイルタッチエリアやBluetoothにより連携可能
- クラウド連携可能
- 無線LAN対応(オプション)
- ユーザー認証(ICカード認証、指の静脈認証)
- FAXの誤送信防止機能
画像引用元:キヤノン:iR-ADV C357F|概要
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
②KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)bizhub C4050i
デスクトップで使えるコンパクトさながら、毎分40枚の高速プリントやファーストコピータイム(起動してから印刷するまでにかかる時間)が4.8 秒以下というスピーディさをもつ複合機です。
また、床に置くような大型の複合機と同等な機能の豊富さ、強固なセキュリティも兼ね備えています。
■本体大きさ(幅×奥×高/単位㎜)
420×528×572
■連続複写速度(C287の場合)
白黒・カラー:40枚/分
■主な機能
- モバイル端末とモバイルタッチエリアやBluetoothにより連携可能
- クラウド連携可能
- USBメモリーからパソコンを通さず直接出力可能
- 無線LAN対応
- ユーザー認証(ICカード認証、指の静脈認証)
- カラーユニバーサルデザインで、色覚の個人差があっても誰でも使いやすい設計
画像引用元:コピー&プリント – bizhub C4050 i – 製品情報 – ビジネスソリューション | コニカミノルタ
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
床に置く場合
①KONICA MINOLTA(コニカミノルタ) bizhub C287/C227
bizzhubの多彩な機能を備えながらも、幅585mm、奥行き660mmの省スペース設計のため小規模オフィスでも導入しやすくおすすめの機種です。
■本体大きさ(幅×奥×高
585×660×787mm
■連続複写速度(C287の場合)
白黒 A4ヨコ:28枚/分
カラー A4ヨコ:28枚/分
■主な機能
- モバイル端末とモバイルタッチエリアやBluetoothにより連携可能
- クラウド連携可能
- 無線LAN対応(オプション)
- ユーザー認証(ICカード認証、指の静脈認証)
- FAXの誤送信防止機能
- 複合機のセキュリティとして国際評価基準である「U.S.Government Approved Protection Profiles」に適合した「ISO / IEC15408」の認証を取得
画像引用元:bizhub C287 / C227 – 製品情報 – ビジネスソリューション | コニカミノルタ
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。
自社にとってコスパの良い複合機を選ぶことが重要
小規模オフィスの場合、場所や予算などに制限があり、ついついなるべく費用を抑えたいと安いものを選びやすくなることがあります。
しかし、複合機は自社に合ったものを選ぶことが大切です。
自社の業務を効率化するために必要な機能は何でしょうか?
複合機によっては以下のような機能で、業務の効率化をすることができます。
- 無線LAN機能⇒オフィスのレイアウトや動線が自由に
- クラウド連携⇒在宅ワークなど多様な働き方の推進に
- 高速印刷⇒印刷業務にかける時間短縮に
- 豊富なスキャン機能⇒書類を電子化する業務の時間短縮に
ビジネス向けの複合機は確かに本体価格が高かったり、リース契約によって初期費用を抑えてもランニングコストがかかったりします。
しかし、その分業務の効率化が出来れば、社員の他の業務に使える時間が増え、生産性も向上します。
ただ安いものを導入するのではなく、ぜひ業務の内容を考え、自社にとってコスパの良い複合機を導入することをおすすめします。
自社に合う複合機にお悩みの方は、お気軽にオフィス電話本舗までお問い合わせください。
オフィス電話本舗 | 2022.01.09 15:38
印刷物やオフィスのレイアウトなど、ぜひオフィスにピッタリなものを見つける参考にしてください♪