複合機のクリエイションとは?どんな機能?
クリエイションは、色を限定して使う印刷方法
一般的に、印刷というとモノクロか、フルカラーかを選択するイメージがあるかと思います。
クリエイション機能は、そのどちらでもなく、色を限定して印刷する方法です。
カラー印刷のできる業務用複合機の場合、「シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック」の四色のトナーを使用していることがほとんどです。
モノクロ印刷ではブラックのみを、カラー印刷では全ての色を使用します。
クリエイションの場合、シアンだけで印刷したり、ブラックとマゼンタだけで印刷したりと色を限定して印刷します。
クリエイションのメリットとは
①見栄えが良くなる
クリエイションのメリットは、フルカラーよりトナー消費量を抑えつつ、モノクロよりも見栄えの良い印刷物が作成できるところにあります。
②安くなる
リース契約で複合機を使用している場合などは、一枚当たりの印刷料金が安くなります。
カウンター保守という保守方法では、カラーを何枚印刷したか、モノクロを何枚印刷したかでその月の料金が変わります。
(詳しくはこちらのページをご覧ください「カウンター保守?キット保守?複合機導入の際の保守体形についてご紹介!」)
カウンター保守の場合、一般的には基本料金が1,000~2,000円、モノクロ印刷が1円前後、カラー印刷が10円前後です。
オフィス電話本舗の場合はモノクロ1円未満、カラーも10円を切る価格でご提案できますが、どちらもカラー印刷の方が、モノクロ印刷よりも高くなっています。
クリエイションで印刷した場合、メーカーによっては、モノクロ印刷の値段で計算します。クリエイション料金として計算するメーカーもありますが、カラーよりは安い値段設定です。
そのため、カラーにするほどではないけれど、モノクロでは少し物足りないという印刷物の場合、クリエイション機能を利用して印刷することでコスト削減につながります!
クリエイション機能の使い方
クリエイション機能は多くの機種に搭載されている機能です。
それぞれの取扱説明書に応じて設定し、使用します。
今回は例として、KONICA MINOLTAのbizhub c360iでの方法をご紹介いたします。
bizhub c360iについて詳しくは「KONICA MINOLTA(コニカミノルタ)bizhub C360i」をご覧ください。
- 印刷設定を開きます。
- 上の方にあるタブの中から「画像品質」を選択します。
- カラー選択の部分から、「2色カラー(文字優先)」か「2色カラー(写真優先)」を選択します。
- OKボタンを押します
参考元:カラーや画質を指定して印刷する – bizhub C360 i / C300 i / C250 i ユーザーズガイド | コニカミノルタ
適した印刷方法でコストを削減!
資料がモノクロだと見づらいけれど、カラーにするにはもったいない…そんな時に一色足すだけでグッと見やすくすることができます。
モノクロで印刷するもの、フルカラーで印刷するものだけでなく、第三の選択肢としてクリエイション機能を利用することで、書類の可読性を損なうことなくコスト削減につながります。
まだ使用したことがなかった!という方は是非使用してみてください。
オフィス電話本舗 | 2022.03.23 14:42
業務用の複合機を使用していると、印刷設定や、リース料金の請求書の中でクリエイションという言葉を目にすることがあるかと思います。
今回は、複合機のクリエイション機能についてご紹介します!