モノクロ複合機導入のメリット、おすすめの機種3選
モノクロ複合機の特徴
モノクロ複合機とは、黒インクのみを使用する複合機です。
当然、カラーの印刷はできず、印刷物はモノクロになります。
スキャン機能やFAX機能、その他の機能などは、機種にもよりますが、多くの場合カラー複合機と変わらず使用することができます。
モノクロ複合機導入のメリット
カラー印刷ができないモノクロ複合機ですが、モノクロ複合機導入には主に以下の3つのメリットがあります!
①本体価格が安い
大体同じ機能を備えたモデルの場合、カラー複合機よりもモノクロ複合機の方が本体価格が安いことがほとんどです。
例えば、TOSHIBAのモノクロ複合機e-STUDIO 3518Aと、カラー複合機e-STUDIO 3515ACの場合の値段の違いを見てみます。
どちらも同じe-STUDIOシリーズで、連続複写速度はA4横で35枚/分です。
モノクロ複合機 e-STUDIO 3518A :1,080,000円(税別)
カラー複合機 e-STUDIO 3515AC :1,690,000円(税別)
(どちらもオプション無しの本体価格。SHARP公式サイトの価格を記載/e-STUDIO 3518A/e-STUDIO 3515AC /画像引用もこちらのページより)
その差、なんと610,000円(税別)になります。
モノクロ複合機 e-STUDIO 3518Aについて詳しくはコチラ
カラー複合機 e-STUDIO 3515AC について詳しくはコチラ
またはお気軽にお問い合わせください♪
②ランニングコストが安い
モノクロ複合機の場合、カラートナー(インク)を買う必要がありません。
また、複合機の保守料金では、カウンター料金という印刷枚数に応じた料金体系をよく用います。
このカウンター料金は、平均でモノクロ印刷が1円前後、カラー印刷が10円前後です。
そのため、カラー印刷を行う場合よりもカウンター料金も安くなります。
こうした理由から、モノクロ複合機の場合ランニングコストも安くなります。
カウンター保守について詳しく知りたい方は『カウンター保守?キット保守?複合機導入の際の保守体形についてご紹介!』の記事をご覧ください。
③省スペースになる
モノクロ複合機にはカラー複合機と比べるとカラートナー(インク)を収納するスペースが必要ないため、コンパクトなことが多いです。
例えば、TOSHIBAのモノクロ複合機e-STUDIO 3518Aと、カラー複合機e-STUDIO 3515ACの場合、寸法はそれぞれ以下になります。
モノクロ複合機 e-STUDIO 3518A :幅585mm×奥行720mm×高さ787mm
カラー複合機 e-STUDIO 3515AC :幅585mm×奥行775mm×高さ787mm
(どちらも操作パネル傾きが7度の時のSHARP公式サイトの数値を記載/e-STUDIO 3518A/e-STUDIO 3515AC)
奥行きが、モノクロ複合機の方が55㎜小さくなっています。
大きな違いではないため、この差を理由にモノクロ複合機を選ぶということはないかもしれませんが、設置した際に複合機が出っ張らないのは動線的にも見た目的にも嬉しいポイントです。
モノクロ複合機のおすすめ機種3選
1.TOSHIBA e-STUDIO 3518A
まずモノクロ複合機の導入を考える際におすすめなのが、TOSHIBA e-STUDIO 3518Aです。
本体価格が他の複合機に比べるとお手頃で導入しやすいのも魅力ですが、
・操作しやすい10.1型の大型タッチパネル
・原稿の両面同時スキャン
・モバイル端末やクラウドとの連携機能
など便利な仕様・機能で非常に使いやすい機種となっています。
画像引用元:モノクロ複合機 e-STUDIO2518A/3518A/4518A/5018A:東芝テック株式会社
2.KONICA MINOLTA(コニカミノルタ) 1422W
KONICA MINOLTA 1422Wは、A2サイズがスキャン、コピー、プリントできる広幅複合機です。
図面や地図、掲示物など広幅の印刷物を印刷できるため、業務でそれらの文書を取り扱うオフィスには非常におすすめです。
また、赤色の出力もしたい場合にはオプションをつけることで可能になります。
KONICA MINOLTA 1422Wについて詳しくはコチラ
3.TOSHIBA Loops LP35
普通のモノクロ複合機とは少し違いますが、SDGsや省エネを推進しているこの時代に、おすすめしたいのがペーパーリユースシステムのTOSHIBA Loops LP35です。
Loopsシリーズは、モノクロ印刷か、青色印刷を選ぶことができます。
そして、青色印刷の方は消色装置にかけることで、なんと印刷した文書を消すことができ、その紙を再利用することができます。(モノクロ印刷の方は消すことはできません)
社内資料など部数を印刷したものの、残しておくのは一部でいい場合、残すもの以外は青色印刷し、再利用することで紙の使用量が減り、環境に配慮することができます。
画像引用元:ペーパーリユースシステム Loops LP35/LP45/LP50:東芝テック株式会社
モノクロ複合機についてよくあるご質問
例えば、写真など高画質のカラー印刷がしたい場合には、家電量販店などでも購入できるインクジェットプリンターとの併用がおすすめな場合もあります。
インクジェットプリンターについて詳しくは「インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いとは」の記事をご覧ください。
やはり、種類の多いデータをまとめる時などは色分けされている方が見やすくなります。
また、お客様に商品やサービスイメージをより分かりやすく伝えるための資料や、パッと手に取ってもらいやすい資料などもカラーの方がおすすめです。
こうした印刷物が多い場合にはカラー複合機の導入や、カラープリンターとの併用をおすすめいたします。
しかし、スライドなどで元のカラーデータを見ながら行う打ち合わせに用いる資料であれば不便さは大分減るかと思います。
また、複数項目の比較など、色を変えるのではなく、斜線や網掛けなど表現を変えてモノクロでもわかりやすくすることが可能です。
本体価格やコストがどの程度違うかにもよりますので、お悩みの場合には是非一度ご相談ください
自社の業務に合わせて、コスパの良い複合機を選ぼう
しかしもちろん、カラー印刷を多く行うオフィスではモノクロ複合機だけでは困ってしまいます。
自社の業務に合わせた複合機選びが重要です。
うちの場合はどうなんだろう?と気になる方は、お気軽にオフィス電話本舗までご相談ください。
オフィス電話本舗 | 2022.10.11 18:24
違いはもちろんカラー印刷ができるか、モノクロ印刷ができるかです。
そこを比べるとカラー複合機の方が優れているように感じるかもしれませんが、モノクロ複合機にはカラー複合機にはないメリットがあります。
今回はそんなモノクロ複合機のメリットとおすすめの機種3選をご紹介します!