複合機の保守契約はいつから?後から加入できる?
複合機の保守契約とは?
複合機の保守契約とは、料金を支払うことで、一般的に以下のようなサービスを受けられる契約です。
- 定期メンテナンス
- 故障した際の訪問修理
- インクやトナーなど消耗品の交換
複合機は精密機器であり、メンテナンスが重要です。
また、多くのオフィスで日常業務に欠かせない機器であり、使用できなくなると業務が滞ってしまうため、保守契約のご加入をおすすめしております。
保守契約の価格(費用)相場
保守契約にあたり、気になるのが価格の相場だと思います。
保守契約は大きく分けて以下の3つの種類に分かれています。
- カウンター保守(カウンター料金、カウンター形式)
- キット保守(キットトナー保守、トナー形式、キット形式)
- スポット保守
スポット保守は壊れた場合のみの対応で、定期メンテナンスや消耗品交換などはないのが一般的です。
保守内容や業者によっても変わりますが、価格相場としては以下のようになります。
カウンター保守 | 基本料金が月額1,000~2,000円
基本料金に含まれる印刷枚数を超えた場合、一枚につき以下の額を加算 モノクロ印刷が1円前後 カラー印刷が10円前後 |
キット保守 | トナーの交換時に4~7万円 |
スポット保守 | 修理が必要な際に8万円前後(修理内容によって大きく異なる) |
それぞれ料金の算出の仕方や、受けられるサポートなどが違います。
詳しくは「カウンター保守?キット保守?複合機導入の際の保守体形についてご紹介!」の記事をご覧ください。
複合機の保守契約はいつから?加入のタイミングについて
複合機の保守契約の加入は、導入時をおすすめしています。
しかし、中古品の場合は、加入できる保守契約に限りがあります。
新品を導入する場合、保守契約はほぼ必須
中古品ではなく新品を導入する際には、保守契約はほぼ必須となっています。
リース契約を結んで複合機を導入する場合、保守契約にも加入することが条件となるケースがほとんどです。
また、現金購入であったとしても、自分でトナーを買い、交換した場合、その後メーカーの保障が受けられなくなることがあります。
(保守契約に入っていればトナーは支給されます)
せっかくリース契約をして初期費用を抑えたのに、月額費用が高くなってしまい不満に思う方もいるかもしれません。
しかし、複合機を想定通りの期間、効率的に活用するためには、それだけ定期メンテナンスなど保守が大事であるということです。
リース契約について詳しくは「複合機・コピー機のリースとレンタルの違いは?それぞれのメリット・デメリットもご紹介!」で解説しておりますので、興味のある方は是非ご覧ください。
中古複合機の場合はスポット保守に加入を
中古の複合機を購入する場合は、カウンター保守やキット保守契約はできない場合があります。
その際は、スポット保守に加入することになります。
複合機の保守契約は後から加入できる?
基本的には後から保守契約に加入することはできません。
複合機の導入と同時に加入していただくことになります。
何故なら、出荷する時と、使用開始してからでは複合機の状態が既に異なってしまっている可能性があるからです。
主に保守契約とは、出荷時に異常無しと判断された複合機を、信頼できる業者が適切に運送、設置し、適切な環境で使用している場合の保守をするサービスとなっています。
後から加入したいとご希望があった場合、輸送方法や使用方法などによって複合機に既に故障につながる損傷があるなど、大きな故障が発生するリスクが大きくなります。
そのため、後からの保守契約は受け付けていないのです。
複合機の保守契約は導入時に加入がおすすめ!
保守契約には費用が発生しますが、それだけ安心して、便利に使用する事ができるメリットがあります。
故障した時の対応はもちろん、定期メンテナンスにより大きな故障のリスクも下げてくれます。
保守契約の費用をかけたくないからと加入せず複合機を使用し、故障した場合、結局修理の時に業務は滞り、修理費用は高額な支払いになったり、買い替えが必要になったりしてしまう恐れがあります。
オフィス電話本舗 | 2022.03.26 17:41
しかし、月額料金がかかる為、保守契約に加入するかどうか悩む方もいらっしゃいます。
複合機の保守契約はいつから加入するべきなのか、後から加入できるのかどうかについて解説します。