複合機のFAX機能でもナンバーディスプレイは使える！

複合機のFAX機能でもナンバーディスプレイは使えます。

ただし、使える機種や環境など条件があるため、それらを揃える必要があります。

ナンバーディスプレイを使うための条件

ナンバーディスプレイを使うための条件は以下の3つです。

もし以下の条件を自分で調べたり揃えたりすることが難しい場合には、お気軽にオフィス電話本舗にご相談ください。

豊富な専門知識を持ったスタッフが、スムーズな導入をサポートいたします。

①FAX、ナンバーディスプレイ対応の機種の複合機を選ぶ

まず、FAX機能があり、ナンバーディスプレイ対応の複合機を選んで導入しましょう。

機種やオプションの状況などによっては対応していない場合もあります。

Canonでは対応しているかどうか、以下のようにホームページ上で確認することができます。

画像引用元：キヤノン：iR-ADV 機能対応一覧｜カラー

②通信会社とナンバーディスプレイサービスの契約をする

ナンバーディスプレイサービスは、複合機の機能だけでは使用できません。

NTT東日本・西日本などご利用の通信事業者にナンバーディスプレイのサービスを申し込み、契約をする必要があります。

初期費用と月額料金が発生し、月額料金は回線数に応じてかかるため、どの回線で利用するかの判断も必要です。

費用の例：

NTT東日本ひかりでんわオフィスタイプの場合

初期費用：1,100円　(1契約ごと)

月額料金：1,320円　(1利用回線ごと)

参考元：ひかり電話オフィスタイプ｜光IP電話｜法人のお客さま｜NTT東日本

③正しく配線、設定する

ナンバーディスプレイ対応の機種を用意し、ナンバーディスプレイの契約をした後は、正しく配線、設定する必要があります。

配線や最初の設定は自分でするのが難しいため、複合機の導入をお願いした専門業者にお任せするようにしましょう。

オフィスで自分でできる設定としては、設定画面からナンバーディスプレイ機能のON/OFFの設定があります。

Canon(キヤノン) iR-ADV C3835Fの例：

操作パネルから以下の項目を順番に選択します。

【設定/登録】→【ファンクション設定】→【受信/転送】→ 【ファクス設定】

すると、【ナンバーディスプレイ設定】の項目が出てきます。

その設定をON/OFFにすることで切り替えることが可能です。

(複合機のナンバーディスプレイ機能をOFFにした場合でも、月額料金は発生します)

Canon(キヤノン) iR-ADV C3835Fについて詳しくはコチラ

参考：Canon – imageRUNNER ADVANCE DX C3835F / C3830F / C3826F – ユーザーズガイド (製品マニュアル)

FAXの内容を印刷前に確認できる機能も、活用するとより便利に！

ナンバーディスプレイに加えてぜひ活用していきたいのが、FAXの内容を操作パネルなどから印刷前に確認できる機能です。

この機能を使うことで、必要な文書のみをプリントアウトしたり、データとして保存したりすることができます。

紙やインクの消費が減り、コスト削減につながります。

(機種によってはこの機能がない場合もあります)

導入する前に専門業者に確認しておくと安心