インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いとは
インクジェットプリンターとは
インクジェットプリンターとは、粒子化させた液体のインクを印刷用紙に噴きつけて印刷します。
粒子化させ噴きつける方法は、電圧や熱など色々な方法があり、メーカーや機種によって異なります。
印刷スピード
インクジェットプリンターの印刷スピードはレーザープリンターに比べると遅いです。
インクを噴き出す部分(ヘッド)を動かしながら印刷するため、どうしても時間がかかってしまいます。
解像度
インクジェットプリンターの大きなメリットの一つが解像度の高さです。インクの色数も豊富にあり、それらをさらに組み合わせることで色味を忠実に再現します。そのため、写真印刷などに適しています。
本体価格
本体価格はレーザープリンターに比べると安価な物が多いです。
1枚あたりの印刷費用
1枚あたりの印刷費用を考えると、インクが高額なためレーザープリンターよりもインクジェットプリンターの方が高額になります。
インクはレーザープリンターで使われるトナーより安価ですが、1つで印刷できる枚数が少ないからです。
その他の特徴
インクジェットプリンターは普通用紙に印刷するとにじみやすいというデメリットがあります。
綺麗に印刷するためにはインクジェットプリンター用の用紙が必要です。
また。小型なものが多く、その分インク、給紙部分も小型なため、インク替え、用紙補給の頻度が高くなります。
レーザープリンターとは
レーザープリンターとは、レーザーを使用した印刷方法を用いるプリンターです。
レーザーでドラムという部品に印刷内容を写し、そこにトナーと呼ばれるインクの粉を付着させ、紙に転写、その後熱と圧力で定着させます。
詳しい印刷の仕組みは「複合機のドラムとは?」をご覧ください。
印刷スピード
レーザープリンターは印刷スピードが速いという特徴があります。
例えば、TOSHIBAのe-STUDIO5516ACという複合機はこのレーザープリント方式を使用し、1分間で65枚も印刷できます。(A4横、白黒の場合)
解像度
インクジェットプリンターに比べるとトナーの色数も少なく、色味の再現性は低くなります。しかし、企画書のグラフや簡単なイラストなど通常業務に使用するのであれば問題なく使用できます。
特にKONICA MINOLTAは印刷の品質が良いと評価されています。
KONICA MINOLTA bizhub C658について詳しくはコチラをご覧ください。
本体価格
本体価格はインクジェットプリンターに比べると高価なものが多いです。
印刷の仕組みが複雑なことと、大量に印刷する場合に使われることが多いため、大型かつ耐久性の高いことが大きな理由です。
しかし、本体価格は高額になりますが、リース契約によって初期費用は抑えられるというメリットもあります。
リース契約について詳しくは「複合機・コピー機のリースとレンタルの違いは?それぞれのメリット・デメリットもご紹介!」をご覧ください。
1枚あたりの印刷費用
1枚あたりの印刷費用はインクジェットプリンターに比べると安価です。
トナー1つは高いですが、1つで大体5000枚〜20000枚前後の印刷が可能なため1枚当たりの値段となると非常に安価になります。
その他の特徴
大型なものが多く、また精密機器であるため、輸送、設置を専門業者にお願いする必要があります。
また、電気代もインクジェットプリンターよりはかかってしまいます。電気代が気になる場合には、省エネモードを搭載した機種や従来の機種より消費電力が少なくなっている機種などがおすすめです。
インクジェットプリンターとレーザープリンタの違いまとめ
インクジェットプリンター | レーザープリンター | |
---|---|---|
印刷の仕組み | 液体インクを粒子化させ噴きつける。 | レーザーでドラムに印刷内容を写し、そこにトナーと呼ばれるインクの粉を付着させ、紙に転写、その後熱と圧力で定着させる。 |
印刷スピード | 遅い | 速い |
解像度 | 高い | 低い |
本体価格 | 安い | 高い |
1枚あたりの印刷費用 | 高い | 安い |
その他特徴 |
|
|
自社に合っているのはインクジェットプリンター、レーザープリンターのどちら?
どちらを導入するかお悩みの方は是非お気軽にオフィス電話本舗にご相談ください。
オフィス電話本舗 | 2022.07.23 11:33
主にインクジェットプリンターは家庭用、レーザープリンターは業務用に用いられることが多いです。
今回はそんなインクジェットプリンター、レーザープリンターのそれぞれの特徴や違いについてご紹介します。