TOSHIBA(東芝) Loops LP35
紙は必要不可欠な存在である反面、その削減も常に求められています。
東芝は「消す」発想に着目しました。一度印刷したら「保存」か「廃棄」かだった選択肢に「消す」を加えることで、印刷した紙の再利用ができるようになりました。
利用シーンに合わせて「残す印刷は黒トナー」、「消す印刷はブルートナー」が選べる複合機「TOSHIBA(東芝) Loops LP35」について解説します。
●ファーストコピータイム
ファーストコピータイムとは、コピー(スタート)ボタンを押してから、最初のコピー完了した用紙が機体から外に排出されるまでの時間のことを指します。
このファーストコピータイムは、モノクロとカラーでも時間が違い、室温などにも左右されます。
TOSHIBA Loops LP35はハイブリッド複合機なので、シーンに合わせて印刷機能を選ぶことができます。
同機で特徴的なのは、ブルートナーが選択可能な点です。
TOSHIBA Loops LP35のファーストコピータイムは、室温についての言及はありませんが、黒トナーであれば5.9秒、ブルートナーであれば7.8秒という仕様です。
●連続複写速度
連続複写速度とは、1分間に印刷が何枚できるかを表す指標です。TOSHIBA Loops LP35は下記のような数値となっております。
<白黒>
A4ヨコ:35枚/分
B4:21枚/分
A3:18枚/分
<ブルー>
A4ヨコ:35枚/分
B4:21枚/分
A3:18枚/分
●ウォームアップタイム
ウォームアップタイムとは、複合機の主電源を入れてから印刷可能になるまでの立ち上がりの時間のことを指します。
ただし、スリープモード(一定時間何も操作しない時などに消費電力の少ない状態に移行する機能のこと)からの起動も同じようにウォームアップタイムと呼ばれることがあるので注意しましょう。
TOSHIBA Loops LP35では、このウォームアップタイムは、 取扱説明書に記載の手順で電源を切った後に電源を入れた場合、そして室温20度の条件下で、約37秒となっております。
※使用環境や使用条件によって変わるケースがあります。
●プリンター解像度
複合機において解像度のお話をする際には、2つの指標が出てくることが多いです。
まず1つ目は、読み取り解像度です。読み取り解像度とは、文書や画像などを複合機でスキャンする際に、どれだけ細かく読み込むかを表します。
スキャン時はスキャナーと呼ばれる光学ユニットによって、原稿に光を当て、反射光を投影しながら副走査方向に移動することで読み取りを行っています。読み取り解像度が高いほど、より精密なスキャンを行うことができるということになります。
TOSHIBA Loops LP35の読み取り解像度は、デスクトップ形式で600dpi×600dpiとなっております。
続いて2つ目の書き込み解像度です。書き込み解像度とは、スキャンしたデータを感光体ドラム上へ書き込む際の細かさを表しています。
読み込んだ画像や文字のデータは、レーザー光に変換され、静電気を帯びた感光体ドラムに照射することによって、トナーを用紙へ運ぶことができるようになります。
この書き込み解像度の数値が高いほど、品質の高い印刷が可能ということになります。
TOSHIBA Loops LP35の書き込み解像度(コピー)は、600dpi×600dpi、2400dpi相当×600dpiという仕様になっております。
そして、プリント仕様における書き込み解像度は、
<白黒>
600dpi×600dpi、3600dpi相当× 1200dpi(PostScript3互換)
<カラー>
600dpi×600dpi、3600dpi相当×1200dpi(PostScript3互換)
となっております。
●大きさ(幅×奥行×高さ)
TOSHIBA Loops LP35の大きさは、操作パネルの傾きによって奥行が異なり、
操作パネル傾き 7度:幅585mm×奥行761mm×高さ787mm
操作パネル傾き 90度:幅585mm×奥行640mm×高さ787mm
となっております。
●機械占有寸法
TOSHIBA Loops LP35の機械占有寸法は、幅968mm×奥行807mmという仕様になっております。
この寸法は、手差しトレイ伸長時、操作パネル傾き7度、排紙ストッパ利用時、取扱説明書ポケットを含む内容となっております。
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オフィス電話本舗 | 2022.02.01 16:01