TOSHIBA(東芝) e-STUDIO 2020AC
ますます多様化するこれからのワークスタイル。使う人や使い方に合わせて複合機の役割も進化していきます。
操作パネルは10.1インチと使いやすい大きな画面を採用。耐水紙「エコクリスタル」の対応やマルチステーション印刷など、使いやすさという基本を大切にしつつも、時代に合わせて進化していく東芝が新たに提案するラインナップ。
そのエントリーモデルである複合機「TOSHIBA e-STUDIO 2020AC」について解説します。
●ファーストコピータイム
ファーストコピータイムとは、コピー(スタート)ボタンを押してから、最初のコピー完了した用紙が機体から外に排出されるまでの時間のことを指します。
このファーストコピータイムは、モノクロとカラーでも時間が違い、室温などにも左右されます。
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACのファーストコピータイムは、室温については言及がありませんが、A4ヨコ、等倍、本体カセット、ガラス面という条件下でモノクロであれば7.1秒、カラーであれば9.5秒という仕様です。
●連続複写速度
連続複写速度とは、1分間に印刷が何枚できるかを表す指標です。
通常、この連続複写速度も機種やメーカーによって、モノクロとカラーで1分間にコピーできる速度が異なることが多いようですが、TOSHIBA e-STUDIO 2020ACは下記のような数値となっております。
<白黒>
A4ヨコ:20枚/分
B4:12枚/分
A3:10枚/分
<カラー>
A4ヨコ:20枚/分
B4:12枚/分
A3:10枚/分
●ウォームアップタイム
ウォームアップタイムとは、複合機の主電源を入れてから印刷可能になるまでの立ち上がりの時間のことを指します。
ただし、スリープモード(一定時間何も操作しない時などに消費電力の少ない状態に移行する機能のこと)からの起動も同じようにウォームアップタイムと呼ばれることがあるので注意しましょう。
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACでは、このウォームアップタイムは、取扱説明書に記載の手順で電源を切った後に電源を入れるという条件下において室温20度で、約21秒です。
そして、リカバリータイム(スリープモードからの復帰時間)は、室温20度の条件下で15秒以下となります。
これらの数値は、使用状況や使用環境によって変わる場合があります。
●プリンター解像度
複合機において解像度のお話をする際には、2つの指標が出てくることが多いです。
まず1つ目は、読み取り解像度です。読み取り解像度とは、文書や画像などを複合機でスキャンする際に、どれだけ細かく読み込むかを表します。
スキャン時はスキャナーと呼ばれる光学ユニットによって、原稿に光を当て、反射光を投影しながら副走査方向に移動することで読み取りを行っています。
読み取り解像度が高いほど、より精密なスキャンを行うことができるということになります。
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACの読み取り解像度は、600dpi×600dpiという仕様になっております。
続いて2つ目の書き込み解像度です。書き込み解像度とは、スキャンしたデータを感光体ドラム上へ書き込む際の細かさを表しています。
読み込んだ画像や文字のデータは、レーザー光に変換され、静電気を帯びた感光体ドラムに照射することによって、トナーを用紙へ運ぶことができるようになります。
この書き込み解像度の数値が高いほど、品質の高い印刷が可能ということになります。
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACの書き込み解像度は、コピーで白黒:600dpi×600dpi、1200dpi × 2400dpi、カラー:600dpi×600dpi、プリントで 白黒:600dpi×600dpi、1200dpi × 2400dpi相当(PostScript3互換)、カラー:600dpi×600dpi、1200dpi × 2400dpi相当(PostScript3互換)という仕様になっております。
●大きさ(幅×奥行×高さ)
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACの大きさは、操作パネルの傾き具合によって、奥行に若干の差が出ます。傾きによる仕様は下記になっております。
操作パネルの傾き[7度時]:幅575mm×奥行720mm×高さ662mm
操作パネルの傾き[90度時]:幅575mm×奥行586mm×高さ662mm
●機械占有寸法(幅×奥行)
TOSHIBA e-STUDIO 2020ACの機械占有寸法は、
幅958mm×奥行767mm(手差しトレイ伸長時、排紙ストッパ利用時、操作パネル傾き7度、マニュアルポケット含む)
という仕様になっております。
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オフィス電話本舗 | 2022.09.13 17:13