SHARP(シャープ) MX-5171
マシン前面部に搭載された人感センサーにより、接近する利用者を検知し、自動的にスリープモードから復帰して素早い出力に対応可能なSHARP(シャープ)の複合機「MX-5171」について解説します。
●ファーストコピータイム
ファーストコピータイムとは、コピー(スタート)ボタンを押してから、最初のコピー完了した用紙が機体から外に排出されるまでの時間のことを指します。
このファーストコピータイムは、モノクロとカラーでも時間が違い、室温などにも左右されます。
SHARP(シャープ) MX-5171のファーストコピータイムは、室温については言及がありませんが、A4ヨコ送りで給紙の場合、
モノクロであれば3.7秒、フルカラーであれば4.8秒という仕様であり、MX-6171と同様です。
●連続複写速度
連続複写速度とは、1分間に印刷が何枚できるかを表す指標です。
通常、この連続複写速度も機種やメーカーによって、モノクロとカラーで1分間にコピーできる速度が異なることが多いですが、SHARP(シャープ) MX-5171は下記のような数値となっております。
<モノクロ>
A4・B5ヨコ:51枚/分
A4・B5タテ:33枚/分
B4:28枚/分
A3:26枚/分
<フルカラー>
A4・B5ヨコ:51枚/分
A4・B5タテ:33枚/分
B4:28枚/分
A3:26枚/分
補足となりますが、上記は同一原稿の連続速度を想定した数値です。また、画質安定化処理の為に、出力を一時的に中断する場合があります。
●ウォームアップタイム
ウォームアップタイムとは、複合機の主電源を入れてから印刷可能になるまでの立ち上がりの時間のことを指します。
ただし、スリープモード(一定時間何も操作しない時などに消費電力の少ない状態に移行する機能のこと)からの起動も同じようにウォームアップタイムと呼ばれることがあるので注意しましょう。
SHARP(シャープ) MX-5171では、このウォームアップタイムは、モノクロで26秒、フルカラーで31秒となっており、MX-6171と同様です。
補足ですが、環境により異なる場合があります。
●プリンター解像度
複合機において解像度のお話をする際には、2つの指標が出てくることが多いです。
まず1つ目は、読み取り解像度です。読み取り解像度とは、文書や画像などを複合機でスキャンする際に、どれだけ細かく読み込むかを表します。
スキャン時はスキャナーと呼ばれる光学ユニットによって、原稿に光を当て、反射光を投影しながら副走査方向に移動することで読み取りを行っています。読み取り解像度が高いほど、より精密なスキャンを行うことができるということになります。
SHARP(シャープ) MX-5171の読み取り解像度は、モノクロ:600×600dpi、600×400dpi フルカラー:600×600dpiという仕様になっております。
続いて2つ目の書き込み解像度です。書き込み解像度とは、スキャンしたデータを感光体ドラム上へ書き込む際の細かさを表しています。
読み込んだ画像や文字のデータは、レーザー光に変換され、静電気を帯びた感光体ドラムに照射することによって、トナーを用紙へ運ぶことができるようになります。
この書き込み解像度の数値が高いほど、品質の高い印刷が可能ということになります。
SHARP(シャープ) MX-5171の書き込み解像度は、600×600dpi、9600dpi相当×600dpi、1200×1200dpiという仕様になっております。
●大きさ(幅×奥行×高さ)
SHARP(シャープ) MX-5171の大きさは、幅616×奥行660×高さ838mmとなっております。
●機械占有寸法(幅×奥行)
SHARP(シャープ) MX-5171の機械占有寸法は、幅1,009×奥行660mm(手差しトレイ伸長時)となっております。
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オフィス電話本舗 | 2021.07.13 21:24