複合機(コピー機)の選び方3 機種を選ぶには
オフィス電話本舗、複合機・コピー機アドバイザーの、Oです。
先日、日経新聞に、リコー、キヤノンなど複合機メーカー大手5社が海外を中心に従業員を1万6000人削減したという記事がありました。
ペーパーレス化が進む中、新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務が広がり、販売や保守サービスが低迷したとのことです。
一部メーカーでは、海外工場において新型コロナウィルスによる都市封鎖の影響で欠品などもあったのではないでしょうか。
複合機は日本勢が世界的にも強い分野ですので、頑張ってもらいたいと思いますし、オフィス電話本舗の複合機担当として頑張っていきます。
さて続きまして、複合機(コピー機)の選び方について。
今回は
①新品複合機か、中古複合機か
②メーカーはどこにするか?
③機種を選ぶには?
④オプションは?
⑤どの会社から買うか?
のうちから
③機種を選ぶには?
について書かせていただきます。
〇機種を選ぶ1 カラーか、モノクロか?
複合機の機種には、カラー機とモノクロ機があります。
カラー機でモノクロの印刷は可能ですが、モノクロ機は黒一色のみとなります。
モノクロ機のほうが、安そうに思います。
実際には、定価はモノクロ機のほうが安く設定されていますが、各社ともにカラー機が中心のラインナップとなっており、実際の販売価格はカラー機のほうが安くなっています。
カウンタ料金についても、同じモノクロカウンタ料金で比べた場合には、カラー機のほうが安くなる設定されるケースがほとんどです。
モノクロしか印刷しない場合でも、カラー機を購入してモノクロ印刷だけをするほうが安くなります。
このため、カラー機のほうがおすすめです。
(とはいっても、カラー機を導入すると、ついついカラー印刷をしてしまうので、カウンター料金が高くなる可能性がありますので注意が必要です。)
〇機種を選ぶ2 用紙サイズ
コンビニなどで見かける複合機は、A3まで印刷ができるタイプです。
複合機の中にはA4までしか印刷できないタイプも発売されています。
必要な用紙サイズに対応した複合機を選択する必要があります。
〇機種を選ぶ3 印刷枚数に応じた機種を選ぶ。
コピー機には印刷スピードがそれぞれ設定されています。
一度に大量に印刷する場合はこちらの印刷スピードも確認する必要があります。
同時にこちらの印刷スピードに合わせて、メーカーも耐久性を設定しています。
このため、月間の総印刷枚数(CV=カウンターボリューム)に応じた機種を選ぶ必要があります。
例えばコニカミノルタの場合、
bizhub C360i 36枚機 月間CV10,001枚~15,000枚
bizhub C300 i 30枚機 月間CV10,001枚~15,000枚
bizhub C250 i 25枚機 月間CV5,001枚~10,000枚
となっています。
〇機種を選ぶ4 その他の機能
その他の機能で、長尺印刷、ファックスのメール転送、クラウド連携など、様々な機能があります。
これらの機能が必須の場合には、その機種が対応しているか確認する必要があります。
各メーカーおおよそ同等の機能を持っていますが、オプションが必要になる場合、廉価版では対応しない場合などもありますのでご注意ください。
また、メーカーを変えた場合に、機能としては同じものがあるが使い勝手が違って使いづらいということもあります。
よく使う機能については、実機で確認することをお勧めします。
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オフィス電話本舗 | 2020.12.06 08:23