複合機の値段はどんなポイントで変わるの?
複合機の速度(ファーストコピータイム、連続複写速度)
複合機を比較する上でよく比較されているポイントが複合機の速度です。
複合機の速度には以下の二つがあります。
- ファーストコピータイム:コピー(スタート)ボタンを押してから、最初のコピー完了した用紙が機体から外に排出されるまでの時間のこと
- 連続複写速度:1分間に印刷が何枚できるかを表す指標
どちらもスムーズな業務を行う上で重要なポイントです。
この速度が早ければ早いほど、複合機の値段も上がってくることがほとんどです。
例えば、連続複写速度をあげるためには、印刷の綺麗さを保ちながらもミスが出ないよう安定性も維持することが必要になります。
インクの乾く速度も関係してくるため、インクの改良や、吹き付けるスピード、無駄なく乾きやすい量の調節なども必要になるかもしれません。
このように様々な方面から、高い技術、新しい技術によって連続複写速度を向上させていくため、価値も、販売する値段も上がっていくのです。
機能
どんな機能がついているかによっても複合機の値段は変わります。
もちろん機能が少ない方が安価ですし、機能が増えれば増えるほど高価に、機能によってはオプションでさらに値段を上げてつけるものもあります。
しかし、業務上その機能があることで複合機の値段以上にコスト削減できる可能性があります。
例えば領収書や名刺を一枚一枚読み取るのではなく、ガラス原稿台に一度に並べてもそれぞれ別の画像として保存してくれる「マルチクロップ機能」という機能があります。
これを社員が一枚一枚、毎回差し替えて行うとなるとかなりの時間がかかってしまいます。
当たり前ですが、社員のその時間にも給料が発生しています。
マルチクロップ機能を使ってその時間の短縮ができれば、その分残業時間が減ったり、他の業務に時間をあてることができたり、社員によってはモチベーションや満足度の向上にもつながるかもしれません。
また、最近では無線LAN対応か、有線LAN対応かなどインターネットへの接続方法や、社内ユビキタスネットワークが構築できるかなども注目の機能になっています。
本当に機能は多種多様なため、ご希望の機能の優先順位を考えながら値段と相談するという方が多くいらっしゃいます。
予算を考えつつ自社の業務に最適な複合機を選びたいという事でしたら、ぜひお気軽にオフィス電話本舗までご相談ください。
新製品かどうか
家電などもそうですが、複合機もやはり新しい機種の方が高価になる傾向があります。
ただ新しいからというだけでなく、より最新の技術で優れた製品でもあるからです。
この新しさについては、新品を購入する時よりも中古品の複合機を購入する時に大きな差になってきます。
新しいものほどランニングコストが良く、いざという時の修理もしやすいため、価値があり、高価になるのです。
中古品で生産年月日が古いと、修理した時に必要な部品の生産も終了しており、修理しにくくなる、直せなくなるなどという理由から値段が下がっていきます。
新品と中古品どちらがお得かについては当ブログの「新品と中古品、どちらがお得?複合機・コピー機の選び方!」でご紹介していますので良ければご覧ください。
メーカーごとの特徴
例えばCanonであればカメラ・映像機器メーカーとして培ってきた技術を複合機にも利用しているため、画質の良さがメーカーとしての強みと言われています。
TOSHIBAは値段が比較的安いのですが、その分画質ではやはりCanonの方が優れていると言えるでしょう。
TOSHIBAももちろん画質が悪いというわけではありませんし、消耗品なども安く入手できるためそこが強みでもあります。
値段と機能、デザイン等コストパフォーマンスのバランスがよく、人気が高いのがKONICA MINOLTAです。
このようにメーカーごとにもそれぞれの特徴があり、それに合わせて価格帯が異なってきます。
レンタル契約かリース契約か、保守契約の場合は保守内容によっても異なる
複合機単体の値段だけでなく支払う総額で考えるならば、レンタル契約かリース契約か、また保守契約によっても値段が変わってきます。
こちらについては当ページの
「複合機・コピー機のリースとレンタルの違いは?それぞれのメリット・デメリットもご紹介!」
「カウンター保守?キット保守?複合機導入の際の保守体形についてご紹介!」などをご覧ください。
複合機の値段の違いのポイントを踏まえて、自社にとってコスパの良い機種を選ぼう!
オフィスによって大事にしたいポイント、必要なポイントは様々だと思います。
ぜひ自社にとってコストパフォーマンスの良い複合機を選んでいただければと思います。
お悩みの際にはぜひお気軽にご相談ください。
オフィス電話本舗 | 2021.10.01 16:38
今回は複合機の値段が決まるポイントをご紹介します。