canon imageRUNNER ADVANCE C5560F III
急ぎのニーズにこたえるファーストコピータイムの高速化や、管理負荷を低減する通信管理レポートの電子化など、オフィスにおけるドキュメントワークの発展を体現する複合機「canon imageRUNNER ADVANCE C5560F III」について解説します。
●ファーストコピータイム
ファーストコピータイムとは、コピー(スタート)ボタンを押してから、最初のコピー完了した用紙が機体から外に排出されるまでの時間のことを指します。
このファーストコピータイムは、モノクロとカラーでも時間が違い、室温などにも左右されます。
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIのファーストコピータイムは、室温が20~30度の時の条件下で、モノクロであれば2.9秒、カラーであれば4.5秒という仕様です。
●連続複写速度
連続複写速度とは、1分間に印刷が何枚できるかを表す指標です。
通常、この連続複写速度も機種やメーカーによって、モノクロとカラーで1分間にコピーできる速度が異なることが多いようですが、canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIは下記のような数値となっております。
A3用紙 カラー・モノクロ共に32枚/分
B4用紙 カラー・モノクロ共に34枚/分
A4用紙 カラー・モノクロ共に60枚/分
B5用紙 カラー・モノクロ共に60枚/分
●ウォームアップタイム
ウォームアップタイムとは、複合機の主電源を入れてから印刷可能になるまでの立ち上がりの時間のことを指します。
ただし、スリープモード(一定時間何も操作しない時などに消費電力の少ない状態に移行する機能のこと)からの起動も同じようにウォームアップタイムと呼ばれることがあるので注意しましょう。
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIでは、このウォームアップタイムは、室温20度で稼働の下、主電源ON時の高速起動が「ON」の場合、10秒以下です。
捕捉をしますと、使用状況により高速起動されない場合があります。なお、タッチパネルディスプレーのキー操作が可能になるまでの時間は4秒以下となっております。
また、室温20度で主電源ON時の高速起動が「OFF」の場合、30秒以下となっております。
そして、リカバリータイム(スリープモードからの復帰時間)は、室温20度の条件下で10秒以下となります。
●プリンター解像度
複合機において解像度のお話をする際には、2つの指標が出てくることが多いです。
まず1つ目は、読み取り解像度です。読み取り解像度とは、文書や画像などを複合機でスキャンする際に、どれだけ細かく読み込むかを表します。 スキャン時はスキャナーと呼ばれる光学ユニットに
よって、原稿に光を当て、反射光を投影しながら副走査方向に移動することで読み取りを行っています。読み取り解像度が高いほど、より精密なスキャンを行うことができるということになります。
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIの読み取り解像度(コピー)は、600dpi×600dpiという仕様になっております。
続いて2つ目の書き込み解像度です。書き込み解像度とは、スキャンしたデータを感光体ドラム上へ書き込む際の細かさを表しています。
読み込んだ画像や文字のデータは、レーザー光に変換され、静電気を帯びた感光体ドラムに照射することによって、トナーを用紙へ運ぶことができるようになります。
この書き込み解像度の数値が高いほど、品質の高い印刷が可能ということになります。
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIの書き込み解像度(コピー)は、9600dpi相当×1200dpiという仕様になっております。
そしてLIPS LXプリンター機能の仕様は、解像度/データ処理 1200dpi×1200dpi、600dpi×600dpiとなっております。
●大きさ(幅×奥行×高さ)
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIの大きさは、ADF(自動原稿送り装置)も含めると、620mm(幅)×742mm(奥行)×950mm(高さ)となっております。
捕捉ですが、オプションとなる2段カセットペディスタル・AP1(本体に装備されている用紙カセットの用紙サイズに加え、2種類の用紙サイズが追加可能な装置)を装着した場合の高さは1,201mmとなります。
●機械占有寸法(幅×奥行)
canon imageRUNNER ADVANCE C5560F IIIの機械占有寸法は、ADF(Auto Document Feeder – 自動原稿送り装置)も含めて、943mm(幅)×742mm(奥行)という仕様になっております。
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オフィス電話本舗 | 2020.03.01 19:28